エレベーター用監視カメラは、エレベーターの安全・防犯対策として広く普及しており、近年は、エレベーター内のみならずマンション全体、ビル全体のセキュリティ対策に有効なシステムとして更に需要が高まっています。
これまで、エレベーター内の監視カメラはアナログのCCTV(*2)が利用されていましたが、建物全体のネットワーク化、録画メディアの省スペース化、ネットワークを経由した遠隔監視が可能な点からIP監視カメラが利用されるケースが増加しています。
エレベーター内にIP監視カメラを設置するには、エレベーター内と監視センターとをIP通信するための通信線が必要となります。通常のLANケーブルの場合は最大伝送距離が100mのため高層マンションやビルには適用できず、光ケーブルを使用した場合はLANケーブルと比較してコスト高になるという欠点があり、コストが安価で、長距離伝送が可能な通信方式が望まれていました。
今回提供するIP監視カメラシステムは、同軸ケーブルを用いて最大200Mbpsの高速ネットワーク環境の構築を可能とする住友電工のACLCモデムを採用することで、従来方式と比べてコストダウン、伝送能力の長距離化を実現しました。
今後、日本オーチスは、ACLCモデム採用のIP監視カメラシステムを、新設エレベーターに付帯して提供する監視カメラシステムとして使用する予定です。また、同社製既設エレベーターの防犯対策としても、本システムをオプションで採用していくことを検討しています。
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