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プレスリリース 2008年

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量産性に優れた低速SFP光トランシーバ「6Gシリーズ」の本格販売を開始

2008年6月27日
住友電気工業株式会社

 住友電気工業株式会社は、量産性に優れた低速SFP光トランシーバ「6Gシリーズ」を開発し、7月より本格販売を開始します。

SFP光トランシーバ「6Gシリーズ」

 SFP(*1)光トランシーバ(以下、SFP)は、MSA(*2)に準拠した小型光トランシーバです。それまでの光トランシーバが通信機器内の基板に半田付けする必要があったのに対して、SFPは半田付けが不要で通信機器に抜き差し可能であるという特長があり、この特長が多くの通信機器メーカに高く評価され、現在では需要の最も多い光トランシーバとなっています。

 当社は、こうしたSFPに対する需要増に応えるべく、昨年4月に中国・蘇州市に住友電工(蘇州)光電子器件有限公司(以下、SPEC社)を設立し、本年4月より光デバイス製造から光トランシーバ組立までの一貫生産を開始しました。6Gシリーズは、SPEC社での一貫生産のために新たに開発した製品で、まずは光LANや公衆通信用としての需要が最も多い低速(伝送速度100Mb/s、156 Mb/s、1.25Gb/sの3種類)の光トランシーバの生産を開始しています。

 6Gシリーズの特長は次の通りです。

(1)

SFPの量産で培ってきたノウハウを結集した最適設計

これまでの量産で培ったノウハウを結集して、使用するIC,光デバイス及びパッケージの見直しと最適化を図りました。この結果、従来品対比でより電気光学特性,耐環境特性及び量産性に優れた設計を実現しました。

 

(2)

ユーザの要求仕様に対する柔軟な対応を可能としたCPUの内蔵化

CPUを内蔵したことにより、各種アラーム信号、主要パラメータのより高度な制御が可能となりました。この結果、ユーザのシステム毎に違いがある制御系信号の通信プロトコルに柔軟な対応ができるようになりました。

 

(3)

一貫生産による、短いリードタイムの実現

送信用小型光デバイス(TOSA(*3))、受信用小型光デバイス(ROSA(*4))の製造から光トランシーバの組立てまで、同じ工場内で一貫生産することにより、従来の三分の一となるリードタイムを実現しました。

 

 

 今後当社は、伝送速度2.5Gb/sに対応した6Gシリーズの開発も進めていき、2008年度内にはSPEC社において2.5Gb/s 対応版の量産も開始する予定です。

 

【語句説明】

(*1) SFP: Small Form Factor Pluggable

(*2) MSA: Multi Source Agreement、製品のパッケージサイズ、ピン配置を初めとするスペックを複数のベンダ/ユーザ間で共通化することで、製品の安定した供給体制を確立する手法。

(*3) TOSA: Transmitter Optical Sub Assembly

(*4) ROSA: Receiver Optical Sub Assembly

以上

 
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