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プレスリリース 2005年

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複数衛星を同時に受信できる船舶用衛星放送アンテナの開発について

2005年10月3日

 住友電気工業株式会社とSEIハイブリッド株式会社は、BS衛星及びその他静止衛星からの複数の電波受信が可能な船舶用衛星放送アンテナを新たに開発しました。これにより、本機1台でBSアナログ・デジタル放送、110度CSデジタル放送等の受信が可能になります。

 これまでの船舶用衛星放送アンテナは、BSアナログ放送しか受信できず、また、受信目標外の衛星を追尾してしまうということがありました。
 今回開発した新型アンテナは、あらゆる方向から到来する電波を均一な利得で受信することができる球状誘電体レンズ「ルネベルグレンズ」()を応用した半球レンズを用いるとともに、目標衛星を確実に追尾する新機構を開発し、東経110度から東経154度までの静止衛星(日本上空、Kuバンド())からの電波を同時に受信できるようにしたものです。

新型船舶用衛星放送アンテナの特長は、下記の通りです。

(1)船上でBSデジタル、110度CSデジタル放送を受信可能

 

本機1台で、BSアナログ放送に加え、これまで船上では視聴できなかったBSデジタル放送、及び110度CSデジタル放送が受信可能です。

(2)複数衛星からの電波を同時に受信可能

 

標準搭載のコンバータにより、BSアナログ・デジタル放送、110度CSデジタル放送だけではなく、124度、128度衛星からのSKY PerfecTV!も受信が可能です。また、オプションコンバータを追加装着することにより、ミュージックバード、サウンドプラネットなどの衛星放送及び各種通信データも同時に受信可能となります。

(3)アンテナ設置スペースの削減


 

複数の衛星放送を1台で受信できるため、限られた船内スペースの有効利用に寄与します。

 今春に実用試作機を製作し、受信試験、機能試験等各種試験を実施しています。今後、部品の軽量化及び耐久性評価を実施し、市場への投入を検討しています。


以上

・本リリースに記載されている会社名、製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。


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1944年にルネベルグ氏が考案した誘電体レンズ(誘電体により電波を焦点に集めるもの)の一種で、球状誘電体の中心部からの距離に応じて比誘電率を変化させることにより、あらゆる方向からの 到来電波に対して均一特性のアンテナとして作用します。

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主に通信に使われる電波の周波数帯(12GHz-18GHz)

<新型船舶用衛星放送アンテナの仕様について>


 

レンズ直径

φ370mm

反射板寸法

φ500mm

アンテナ全体寸法

φ800mm×1000mmH

アンテナ質量

60kg(暫定)

対応船体揺動角度

±10度

対応船体旋回速度

3度/秒

受信衛星

BS/110度CS、及び124度、128度


<アンテナ外観(左:レドーム取り外し、右:レドーム装着時>

アンテナ外観:レドーム取り外し   アンテナ外観:レドーム装着時


<SEIハイブリッド株式会社の概要>


(1)設立

2005年4月1日

(2)資本金

490百万円(当社100%)

(3)代表者

社長 丸山 一郎

(4)本社所在地

大阪市此花区島屋1-1-3

(5)事業内容

ゴム製品、合成樹脂製品、結晶材料及び特殊磁器の開発及び製造

(6)従業員数

170名

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